現代歌人シリーズ33『青い舌』山崎聡子
舌だしてわらう子供を夕暮れに追いつかれないように隠した
【第3回塚本邦雄賞受賞作】
子供との時間のなかに
前世のような記憶の翳がさす。
いつか、どこかで、わたしは立っていた
- 定価
- 本体2,100円(税別)
- 出版社
- 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)
- 2021年7月刊行
- ISBN
- 978-4-86385-470-3 C0092
- 作品詳細
- 購入方法
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全国の書店で販売中。
紀伊國屋書店ウェブストア、Amazon等でも購入できます。詳しくは書肆侃侃房公式サイトをご覧ください。
お知らせ
『現代詩手帖』12月号で取り上げられました
『現代詩手帖』12月号の「美意識の断絶がはじまる―短歌展望2013」(山田航)で取り上げて頂きました。
忠魂碑 きれいな釦つけたシャツ着てはほほ笑む戦死者のこと
声の大きい大叔父、日陰の金魚草、やたら電飾だらけの神社
――山崎聡子